またもや遅くなってしまいましたが、続きです。
今回のブログは、補修編です。

メーター駆動用コイルの金属カバーは、錆を削り落として
防錆塗料(亜鉛入り)を軽く吹くことにしました。
メーター背面側は製造時の検印?等があり、それは残したいのと
それほど錆が発生しておらず、メッキもほとんど生きているので
塗料を吹かずに残しました。

防錆した缶を、水温計&燃料残量計に取り付け。
やはり、錆が無くなると見た目が良いですね。(^-^)

速度計の缶も取り付けます。
こちらは缶の固定部分(樹脂を熱で溶かして抜け止め)を
取り外し時に切り取ってしまっているので、缶を被せた後に
元の固定部へ樹脂用接着剤を 「ちょん付け」 して固定します。
(後で分解できなくなると困りますので、缶内部には接着剤をつけていません)

乾燥後。 見た目は接着直後と大して変わりません。
見えている接着剤を剥がせば、再度缶を取り外すことが可能です。
(10~20年後?)

そして、純正速度計の制御基板。
ハンダが少なめで、ハンダ割れが起きている(もしくは起きる可能性のある)部位の
再ハンダ付けをします。

トリップメーターのリセット機構の部品。
金属の錆が元で、一部の樹脂が脆(もろ)くなって
白い粉状に変質しています。
脆くなった部分は削るしかありませんので、削って凹んだ部分は
2液混合型のエポキシ接着剤で補修します。

速度計の指針。
駆動用モーターの軸が錆びていて、
引っこ抜く時に軽く潰して抜き易くする必要がありました。
その為に穴形状が若干変わり、指針が奥まで挿さらなくなってしまいましたので、
元の形状に修正するため φ1.0mm のドリルで整えました。

修正後。 ちゃんと挿さります。(あたりまえですね(^_^;))
メーターパネルを固定する、細い2本のネジ頭も錆びていましたので
錆を削り落としてガンメタリック色で塗りました。
(パネルには若干の錆色が残っていますが・・・)

メーター背面の、プリント配線シート。(フレキシブル基板)
コネクタ接続の根元部分に、少しヒビが入っています。
製造から 20年経って、熱などで劣化して脆くなっている為に
コネクタ挿抜時にどんどん拡がっていってしまいます・・・
これ以上拡がると、電流が流れる銅箔部分が切れてしまいますので
接着剤で固めます。

次は、メーター外側のケースを固定する
埋め込みナットにネジが斜め刺しされ、
ネジ山が痛んでいた部分を修正します。

元々のネジ山を傷めては意味が無いので、
気を付けながら掘り進めて行きます。

画像左側の上下が、修正後のネジ山です。
矢印部分は凹んでいるので(タップで掘り直すことでは)どうにもなりませんが、
ネジ山自体は修正されているので、ネジを垂直に締めることができます。
参考までに、画像右側に
別の埋め込みナット(本来の状態)を載せておきます。
--------
補修編はここまで。
この後、引き続き組込編をアップ致します。m(_ _)m
今回のブログは、補修編です。
メーター駆動用コイルの金属カバーは、錆を削り落として
防錆塗料(亜鉛入り)を軽く吹くことにしました。
メーター背面側は製造時の検印?等があり、それは残したいのと
それほど錆が発生しておらず、メッキもほとんど生きているので
塗料を吹かずに残しました。
防錆した缶を、水温計&燃料残量計に取り付け。
やはり、錆が無くなると見た目が良いですね。(^-^)
速度計の缶も取り付けます。
こちらは缶の固定部分(樹脂を熱で溶かして抜け止め)を
取り外し時に切り取ってしまっているので、缶を被せた後に
元の固定部へ樹脂用接着剤を 「ちょん付け」 して固定します。
(後で分解できなくなると困りますので、缶内部には接着剤をつけていません)
乾燥後。 見た目は接着直後と大して変わりません。
見えている接着剤を剥がせば、再度缶を取り外すことが可能です。
(10~20年後?)
そして、純正速度計の制御基板。
ハンダが少なめで、ハンダ割れが起きている(もしくは起きる可能性のある)部位の
再ハンダ付けをします。
トリップメーターのリセット機構の部品。
金属の錆が元で、一部の樹脂が脆(もろ)くなって
白い粉状に変質しています。
脆くなった部分は削るしかありませんので、削って凹んだ部分は
2液混合型のエポキシ接着剤で補修します。
速度計の指針。
駆動用モーターの軸が錆びていて、
引っこ抜く時に軽く潰して抜き易くする必要がありました。
その為に穴形状が若干変わり、指針が奥まで挿さらなくなってしまいましたので、
元の形状に修正するため φ1.0mm のドリルで整えました。
修正後。 ちゃんと挿さります。(あたりまえですね(^_^;))
メーターパネルを固定する、細い2本のネジ頭も錆びていましたので
錆を削り落としてガンメタリック色で塗りました。
(パネルには若干の錆色が残っていますが・・・)
メーター背面の、プリント配線シート。(フレキシブル基板)
コネクタ接続の根元部分に、少しヒビが入っています。
製造から 20年経って、熱などで劣化して脆くなっている為に
コネクタ挿抜時にどんどん拡がっていってしまいます・・・
これ以上拡がると、電流が流れる銅箔部分が切れてしまいますので
接着剤で固めます。
次は、メーター外側のケースを固定する
埋め込みナットにネジが斜め刺しされ、
ネジ山が痛んでいた部分を修正します。
元々のネジ山を傷めては意味が無いので、
気を付けながら掘り進めて行きます。
画像左側の上下が、修正後のネジ山です。
矢印部分は凹んでいるので(タップで掘り直すことでは)どうにもなりませんが、
ネジ山自体は修正されているので、ネジを垂直に締めることができます。
参考までに、画像右側に
別の埋め込みナット(本来の状態)を載せておきます。
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補修編はここまで。
この後、引き続き組込編をアップ致します。m(_ _)m
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昔ながらのアナログも味があって良いけれど、
デジタルも便利だし面白いかも?
、と感じてもらえるような味付けが出来たら。:-)
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