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新たに、D-TRI(トリップメーターのデジタル化)の御依頼をいただいた
ホンダ・ビート用メーターが届きました。





タコメーターが不動になり、トリップメーターのリセットにも不具合が出ているそうです。
電解コンデンサーの交換も予定しています。


背面ケースを外しました。
タコメーターの固定&信号接続用ねじに
赤錆が発生していますので、要交換です。


表側ケース(ガラス窓側)と内部ケースを固定するネジも、
最上部の物が錆々ですので、要交換です。


改造前に、現状の確認です。

タコメーター上部と、速度計右側のバックライトが
不点灯のようです。

それ以外では、先に教えていただいたように
タコメーターが不動で、トリップメーターもリセットしづらい状態でした。


タコメーターを取り外しました。
指針駆動用コイルのカバー(金属缶)は赤錆に覆われています。
取り外したケース側にも、剥がれた赤錆の粉が落ちています。


タコメーター背面の制御基板です。
指針駆動用コイルと接続&固定用のネジ ワッシャーと
プリント基板の銅箔の接触部分が腐食して、
電流が流れなく(流れづらく)なっています。

これも、メーター不動の原因になります。


ネジは真鍮製の特殊な物ですので、今のところは
基板の銅箔と同様に腐食を削り落として、
電気接点用の防錆油を塗布してから、適度なトルクで締め直します。
 (強く締めると、劣化した樹脂が割れて
  指針駆動用コイル部の埋め込みナットが空回りしてしまい、
  コイル断線 ⇒ メーター不動、となってしまいますので要注意です。)


とりあえず、タコメーターの動作確認です。

「端子腐食の除去・防錆油の塗布・ネジの交換」
によって、タコメーターが動作するようになりました。

--------
ひとまず、本日(2/11)はここまで。

作業が進み次第、再び掲載いたします。m(_ _)m

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今回で最終作業、
LCD表示窓が 1行分でも対応できるようにプログラムを変更しました。


プログラムを書き換えた制御チップを、ICソケットに挿します。


画面一覧です。

左上 : オープニング画面 (イグニッション キー:OFF⇒ACC 又は、車幅灯:OFF⇒ON )
右上 : TRIP-A 表示 (イグニッション キー:ON)
左中 : TRIP-B 表示 (イグニッション キー:ON)
右中 : TRIP-A リセット時 (イグニッション キー:ON)
左下 : クロージング画面@車幅灯ON (イグニッション キー:ON⇒ACC、減光有り)
右下 : クロージング画面@車幅灯OFF (イグニッション キー:ON⇒ACC、減光無し)

--------
純正の速度計は、デジタル表示に合わせて(2段目なので隠れて見えませんが・・・)
指針を取り付けてあります。

--------
長らくお待たせしてしまいましたが、
以上でトリップメーターのデジタル化は完了です。(1行仕様@初号機)

デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m

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昨日の続き、組み込み編です。


加工した速度計に、LCD・制御基板・リセットスイッチを組み込みました。


表側のメーターケースに仮載せすると、このような感じになります。


ケースに組み込みます。
画像左側は説明用に撮影したもので、メーターパネル無しで組み込んだ形になりますが、
本来はデジタル化してもメーターパネルを付けたままで
速度計の付け&外しが可能です。
 (但しバックライトがEL化されている場合、EL駆動用電線の取り回しによっては
  メーターパネルを付けたままの付け&外しが難しい場合があります。)


速度計を組み込んで、表側ケースに内部ケースを取り付けました。

下側に写っているギボシ端子(オス)は、ビートの車体側に用意した
「+ACC電源線」 に接続するための電線です。
この電源線と、速度計内部で接続してある 「+IGN電源線」 の電圧を識別して、
走行距離を “ICチップ” に書き込みます。


メーターを仮組みして、ビートに取り付けてみました。

ELバックライトの発光色は「淡い青」と「淡い緑」に切り替えられるようですが、
LCDの背景色は「淡い青」に近いようです。


LCD部分を拡大して撮ってみました。
制御プログラムが 8文字×2行仕様のままなので、エンジンを止めた時の表示が
まだクロージング(SeeU“ビート!”)に切り替わりません。

他には、若干左方向から撮影している為もありますが、左端の文字が
1~2ドットほど隠れてしまっています。


今回、LCD窓の拡張無しで表示させる予定ですので、この画像のように
左端の2ドットを使わずとも違和感無く表示できるように、
プログラムを若干変更しようと思っています。
 (1行仕様は、それぞれの2行目がメーターパネルに隠れて見えなくなります)

明日、プログラム変更及び動作確認後、
ブログの更新を行います。

予定よりも時間が掛かっておりますが、
完成まで今しばらくお待ちください。m(_ _)m

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昨日の続きです。
今回のブログは、補修&加工編です。


指針駆動コイル@速度計 を覆う缶が若干錆びていたので、
錆落としをしました。


その後、背面の文字を消さないように防錆塗料を塗布します。
文字面はクリアー塗装で、軽く防湿処理しています。


今回、LCD表示が1行のみとなり、LCDを出来る限り上側へ寄せるため、
赤丸部分の削り込みを多くしています。
 (削り量0.5mm ⇒ 1.0mm で対応)


LCDを置いてみました。


これでも、本来の機械式トリップメーター用の窓枠(縦幅 6.0mm)では
文字が若干隠れてしまうかもしれません。

可能な限り、完成度の高い状態でお使い頂きたいと思いますので、
その場合に若干の窓拡張する/しないを含め、どうするかはご相談させてください。


メーターコイルに防錆処理した金属缶を取り付けました。
元々の固定部(4ヶ所)を、外側@文字印字面 から接着剤で固定しています。
 (後々外す必要がある時は、簡単に外すことが可能です。)

切削加工したLCDも、メーターに仮固定しました。
また、LCDの制御基板を作成しました。

--------
本日(2/5)の作業はここまでです。

明日、作業の続きを行います。m(_ _)m

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遅くなってしまいましたが、続きです。


EL化&LED化されています。

ただ、トリップメーターをデジタル化するにあたり
追加されているLEDが 1ヶ所(トリップメーター照明用)だけ不要になりますので、
それは除去します。
 (機械式トリップが無くなることと、取り外さないと制御基板が取り付けられない為)


話がそれますが、タコメーター上部のバックライト電球取り付け部です。
端子が腐食しているので磨きました。


警告灯類の端子も、必要部(電球取り付け時の接触部)のみ
ちゃんと磨いてありましたが、全体的に磨きました。


タコメーターはハイレスポンス加工がされているようです。
実際、指で回すとタコメーターの指針は速度計よりも素早く回ります。


それでは、速度計を取り外します。
かなり綺麗でしたが、軽く掃除。


取り外した速度計。
トリップメーターのリセット機構部、白い樹脂部品が修正してあるようです。


速度計内部。
指針駆動用コイルのカバーに若干の錆が発生していますが、
平成3年製にしては綺麗です。


速度計から機械式トリップメーターを取り外しました。

金属缶@指針駆動用コイル も取り外したので、
錆の除去後に防錆塗料を軽く塗布します。

あと、追加する制御基板と干渉する
トリップメーター側(下側)の後付けLEDを取り外しました。

--------
本日(2/4)の作業はここまで。

明日、作業の続きを行います。m(_ _)m

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昔ながらのアナログも味があって良いけれど、 デジタルも便利だし面白いかも? 、と感じてもらえるような味付けが出来たら。:-)
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