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引き続き、動作確認編です。


取り付けた状態。


前面ケース。


デジタル化したメーターの 「+ACC電源線」 を
ビート側に用意したギボシ端子に接続し、
純正のコネクタ(2ヶ所)も接続してから
スイッチを回します。

イグニションスイッチを 「OFF⇒ACC」 に切り替えると、
メッセージ&TRIP-Aが表示されます。
 (この時は、リセットボタン操作は無効です)


イグニションスイッチを 「ACC⇒ON」 に切り替えました。
 (もちろん、ハザード&ハイビームを点灯させています)

LCDには、TRIP-A&Bが表示されます。

リセットボタンは短く(1秒未満)押すと、
上段のトリップメーターがA⇔Bに切り替わります。
 (下段は、走行中は車速、停車中はTRIP-Bが表示されます)

また、リセットボタンを長押し(1秒以上)すると、
上段のトリップメーターがゼロ・リセットされます。


なお、端子(電球、ソケット、フレキシブル基板)を全て磨いたら、
電圧ロス(接触部の電気抵抗)が減って明るくなったような気がします。:-)


イグニションスイッチを 「ON⇒ACC」 に切り替えました。
下段にメッセージが表示されます。

--------
純正の速度計は、デジタル表示に合わせて
指針を取り付けてあります。

--------
長らくお待たせしてしまいましたが、
以上でトリップメーターのデジタル化は完了です。

デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m

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引き続き、組み込み編です。


追加するLCDを制御するプリント基板(部品面)です。

今までの物と回路や主な部品配置は変わりませんが、
外部とのインタフェース(電源供給や車速信号、リセットスイッチ)の
接続方法を変えました。


基板のパターン面。

現状、基板屋さんの量産基板ではないので
見た目がよろしくありません。。(^_^;)

将来的には、基板屋さんに発注したいと考えています。
100台分くらい見込みがあればですが・・・


トリップリセット機構(エポキシ接着剤で補修済み)に
マイクロスイッチを取り付けて、制御基板にコネクタ経由で接続します。

また、純正速度計の基板に
「車速パルス信号線」 と 「+IGN電源線」 を接続します。


LCDと制御基板を接続します。

現状、コネクタを入れるスペースが厳しいので、今まで通り
電線を直接ハンダ付けしています。

LCD裏には、バックライトの制御(減光)回路を作りつけします。



+ILL電源線は、フレキシブル基板の矢印部分にあります。

これを引き込む為に、元々ハンダ付けが存在している部分に
ヘッダーピンをハンダ付けして、コネクタ経由で制御基板に繋ぎます。


いよいよ、組み立てです。

完成すると文字盤に隠れてしまいますが、
内部の部品配置はこのようになります。



LCDは、メーターに向かって右下を
樹脂コーティングされた針金で軽く固定します。


LCD左上も、同様に軽く固定します。(赤丸部分)

話は変わりますが、リセットボタンを押すと
矢印部分に取り付けられたマイクロスイッチがONになります。
 (トリップのリセットや、A⇔Bの切り替え機能。)

あ、ついでに、リセット機構を支えるステーも、
錆を削って軽く防錆してあります。

リセット棒とスプリングは、擦れたり変形して
防錆スプレーが剥がれてしまうと思われるので、油脂による防錆とします。


リセットボタンを押すと、このようになります。
 (左が通常、右が押した状態)

なお、ストロークは純正に比べて半減しています。
 (その分、ケース表面に取り付けられている防塵ゴムの
  変形量が少なくて済むので、ゴムの寿命は延びるかもしれません。)


トリップメーターをデジタル化した、速度計ユニットの完成です。


ケースに収めます。
収めると、こんな感じになります。
 (狭いので結構ギリギリです。)


右側のコネクタは、メーターパネルを上側にした場合は
このような向き(端子の抜け止めが見える側)・位置で挿します。

ピンの位置がずれても挿さりますので、
分解後の組み立て時には御注意ください。m(_ _)m

尚、pivot製タコメーターへの結線時には速度計自体を
取り外す必要はありませんので、このコネクタを抜く必要は無いと思います。


もしも抜いた際は、画像のような位置まで(奥まで)挿して下さい。


GND(アース)端子は、速度計固定用のネジ(GND)に
画像通りの向きで固定してください。

--------

組み込み編はここまで。
この後、引き続き動作確認編をアップ致します。m(_ _)m


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またもや遅くなってしまいましたが、続きです。
今回のブログは、補修編です。


メーター駆動用コイルの金属カバーは、錆を削り落として
防錆塗料(亜鉛入り)を軽く吹くことにしました。

メーター背面側は製造時の検印?等があり、それは残したいのと
それほど錆が発生しておらず、メッキもほとんど生きているので
塗料を吹かずに残しました。


防錆した缶を、水温計&燃料残量計に取り付け。
やはり、錆が無くなると見た目が良いですね。(^-^)


速度計の缶も取り付けます。

こちらは缶の固定部分(樹脂を熱で溶かして抜け止め)を
取り外し時に切り取ってしまっているので、缶を被せた後に
元の固定部へ樹脂用接着剤を 「ちょん付け」 して固定します。
 (後で分解できなくなると困りますので、缶内部には接着剤をつけていません)


乾燥後。 見た目は接着直後と大して変わりません。

見えている接着剤を剥がせば、再度缶を取り外すことが可能です。
 (10~20年後?)


そして、純正速度計の制御基板。

ハンダが少なめで、ハンダ割れが起きている(もしくは起きる可能性のある)部位の
再ハンダ付けをします。


トリップメーターのリセット機構の部品。

金属の錆が元で、一部の樹脂が脆(もろ)くなって
白い粉状に変質しています。

脆くなった部分は削るしかありませんので、削って凹んだ部分は
2液混合型のエポキシ接着剤で補修します。


速度計の指針。
駆動用モーターの軸が錆びていて、
引っこ抜く時に軽く潰して抜き易くする必要がありました。

その為に穴形状が若干変わり、指針が奥まで挿さらなくなってしまいましたので、
元の形状に修正するため φ1.0mm のドリルで整えました。


修正後。 ちゃんと挿さります。(あたりまえですね(^_^;))

メーターパネルを固定する、細い2本のネジ頭も錆びていましたので
錆を削り落としてガンメタリック色で塗りました。
 (パネルには若干の錆色が残っていますが・・・)


メーター背面の、プリント配線シート。(フレキシブル基板)

コネクタ接続の根元部分に、少しヒビが入っています。
製造から 20年経って、熱などで劣化して脆くなっている為に
コネクタ挿抜時にどんどん拡がっていってしまいます・・・

これ以上拡がると、電流が流れる銅箔部分が切れてしまいますので
接着剤で固めます。


次は、メーター外側のケースを固定する
埋め込みナットにネジが斜め刺しされ、
ネジ山が痛んでいた部分を修正します。


元々のネジ山を傷めては意味が無いので、
気を付けながら掘り進めて行きます。


画像左側の上下が、修正後のネジ山です。

矢印部分は凹んでいるので(タップで掘り直すことでは)どうにもなりませんが、
ネジ山自体は修正されているので、ネジを垂直に締めることができます。

参考までに、画像右側に
別の埋め込みナット(本来の状態)を載せておきます。

--------

補修編はここまで。
この後、引き続き組込編をアップ致します。m(_ _)m

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遅くなってしまいましたが、続きです。


前面ケース(表面側にガラスを内蔵)に
内部ケースを固定するネジを外した所です。


本来、固定ネジは計5本あります。
そのうち 2本は付いていなかったので、
おそらく錆び錆びだったのではと推測されます。

これは今後のことを考えて、新品に交換致します。


メーター背面に向かって右上側の雌ネジが痛んでいるようで、
ネジを挿すと斜めに入って行ってしまいます。

簡単に直りそうであれば、ネジ山を修正しようと思っています。


水温計&燃料計を外すには、表側から内部を観察しながら
慎重にネジを回します。(極細なエナメル電線が切れる可能性が非常に高いです)

これは外した後の状態。
背面端子(プリント配線シート)です。

例によって、固定ネジのワッシャー周囲部が当たる部分の
周囲が腐食していて、メーターを再固定すると接触不良が
発生してしまうため、錆を削り落とします。


電球のソケットや配線シートも、錆々・・・
削ります。

メーターケース上側は、特に結露しやすいのかもしれません。


速度計を外します。

こちらも金属の錆び、及び
錆の影響による樹脂劣化が結構ひどい状態です。


速度計を抜き取った内部ケース。

ビートのメーターに限らず、年代物の樹脂ケースは
謎の汚れ模様が現れますね。
アルコールを付けて掃除しました。


トリップメーターのリセット機構。
錆や酸化膜?等を、軽く削り落としました。


速度計の背面と、その制御基板です。


不要となる機械式トリップメーターを除去します。


指針を抜きました。
軸が先端まで錆びていたので、いつも通りには抜けませんでした。


軸を受ける内部にも錆びの粉が付着しています。

指針駆動用モーターの軸に発生していた錆は
軽く削り落としました。


手前側の端子(金属棒) 4本が、指針駆動用モーターの信号線。
奥側の短い端子(金属棒) 4本が、オド&トリップメーター駆動用
ステッピングモーターの信号線。

酸化しているので、軽く削ります。


指針軸用モーターの金属ケースも錆びていますが・・・

これは取り外そうにも、製造時に後の分解を考えていない
固定法(樹脂を溶かして)で固定されています。

錆び自体はバイク用の錆び処理剤などを使うと良いのかもしれませんが、
それらを使って錆び落としした経験が無いので、
これは処理しようかどうか正直迷っています。


なお、金属ケースの錆については、水温&燃料計も同様です。


燃料計の固定部も、樹脂が侵され始めています。


指針軸@燃料計 の錆については、削り落としておきました。

--------

いよいよ、ここからが本来の
トリップメーターのデジタル化に関する作業です。


パネルを外して、窓を拡張するための
罫書き線を入れます。


パネル裏の煤けた導光板を掃除します。


トリップの枠を、液晶画面の表示範囲に合わせて、
でも数字に影響の無い範囲で拡張します。


次に、汎用LCDを出来る限り
メーター中央に位置させられるように、メーター本体と
汎用LCDのプリント基板を切削加工します。


パネル固定のネジを軽く錆落としして、
液晶画面を仮組みしました。


左下からの様子。


右下からの様子。


本日(1/20)はここまで。
この後、液晶画面の制御用基板を組み込みます。

作業が進み次第、再び掲載いたします。m(_ _)m

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D-TRI(トリップメーターのデジタル化)の御依頼をいただいた
ホンダ・ビート用メーターが、昨日届きました。


まずは梱包を解いていきます。


メーターケースの裏蓋です。
内側の周囲に防塵・防水目的でクッションがありますが、
製造から約20年が経過しており、炎天下に晒される事もあって劣化して
硬化して一部砕けています。
 (ただしこれが有ることによって、劣化した幌から雨漏りした水分が蒸発する時に
  メーター内部に留まり、メーター内部が錆びる遠因になるとも考えられるので
  新品に補修したほうが良いかどうか、現段階では判断が難しいです。)


メーター背面。
速度計ユニット(向かって左側)の背面固定ネジが 3本ともに
ひどい赤錆が発生しています。


実車にて動作確認をします。
右左折&ハイビームのインジケータは点灯しました。
警告灯が一ヶ所(シートベルト)点灯しません。
 ⇒ メーター背面、電球ソケット~プリント配線シート間の接触不良が原因でした。
これは後日、それぞれの端子を磨くことと致します。

メーターのバックライトは、やはり接触不良のため点灯状態が怪しいです。
これも端子を磨いて対応致します。

オドメーターとトリップメーターは機能しました。
ただ、トリップメーターは "0"リセットとその後の動作が怪しいですが、
デジタル化で機械式トリップは不要になりますので全く問題ありません。


速度計は指針の動きが固まっています。
これは指針軸の錆びによるものと思われ、メーター分解後に
少しずつ動かしたところ正常に速度を指示するようになりましたので、
改造と平行してメンテナンスしていきます。


速度計ユニットを取り外すため、錆びているネジを抜きました。
このネジは代替品に交換が必要です。
プリント配線シートの接触部も若干腐食しています。
これは磨いて対応します。


ケースの白色樹脂は黒い汚れていますので、
アルコールで湿らせた綿棒等で軽く汚れを除去します。

ひとまず、本日(1/17)はここまで。

作業が進み次第、再び掲載いたします。m(_ _)m

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