でじトリ化(トリップメーターのデジタル化)の御依頼をいただいた
ホンダ・ビート用メーターです。

某オークションのELパネルが取り付けられています。

但し、EL点灯用のインバーターが取り付けられていないので、
現状ではバックライトが点灯しません。 (後ほど取り付けます)
本来のバックライト用電球(計5ヶ所)は、
角型LED×3 のLED(T5ウェッジ型)に交換されています。

でじトリ化にあたり、制御基板(手製)のストックが無くなっていましたので
新たに作成しました。
(今までの物より、若干ですが部品配置を変更して
多少は作成しやすくなりました。)

トリップ リセット用の部品に、マイクロスイッチを取り付けます。

今回も、トリップメーター用LCDは 2行仕様なので、
パネル類の窓を切削して拡幅します。
ELパネルについては、そのまま長方形に切ると
速度単位が無くなってしまう(車検上の懸案)ので、“km/h” は残します。

メーターは平成4年?製造のようですが、錆の発生は無くてとても綺麗な状態です。
(本来、湿気(雨漏り)が無ければ製造から20年を超えても、きっと長持ちする物なのでしょう。)

メーターケース内部の簡易清掃をしました。
(水温計やガソリン残量計も 20年モノのようですが、やはり錆びはありませんでした。)

取り付け作業が完了しましたので、表側ケースを取り付けます。

速度計下側にある埋め込みナットですが、そのネジ山が潰れていて
雄ネジがスムーズに入って行きませんでしたので、タップでネジ山を修正しました。
その結果、ネジを手で回しても、軽く奥まで入るようになりました。

改造が完了しましたので、ビートに取り付けて動作確認を行います。
画像上側が 「イルミOFF」、
下側は 「イルミON」 でELパネルが発光しています。

元の箱に収めて、昨日発送致しました。
--------
以上で、全作業は完了です。
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
ホンダ・ビート用メーターです。
某オークションのELパネルが取り付けられています。
但し、EL点灯用のインバーターが取り付けられていないので、
現状ではバックライトが点灯しません。 (後ほど取り付けます)
本来のバックライト用電球(計5ヶ所)は、
角型LED×3 のLED(T5ウェッジ型)に交換されています。
でじトリ化にあたり、制御基板(手製)のストックが無くなっていましたので
新たに作成しました。
(今までの物より、若干ですが部品配置を変更して
多少は作成しやすくなりました。)
トリップ リセット用の部品に、マイクロスイッチを取り付けます。
今回も、トリップメーター用LCDは 2行仕様なので、
パネル類の窓を切削して拡幅します。
ELパネルについては、そのまま長方形に切ると
速度単位が無くなってしまう(車検上の懸案)ので、“km/h” は残します。
メーターは平成4年?製造のようですが、錆の発生は無くてとても綺麗な状態です。
(本来、湿気(雨漏り)が無ければ製造から20年を超えても、きっと長持ちする物なのでしょう。)
メーターケース内部の簡易清掃をしました。
(水温計やガソリン残量計も 20年モノのようですが、やはり錆びはありませんでした。)
取り付け作業が完了しましたので、表側ケースを取り付けます。
速度計下側にある埋め込みナットですが、そのネジ山が潰れていて
雄ネジがスムーズに入って行きませんでしたので、タップでネジ山を修正しました。
その結果、ネジを手で回しても、軽く奥まで入るようになりました。
改造が完了しましたので、ビートに取り付けて動作確認を行います。
画像上側が 「イルミOFF」、
下側は 「イルミON」 でELパネルが発光しています。
元の箱に収めて、昨日発送致しました。
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以上で、全作業は完了です。
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
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日が開いてしまいましたが、続きです。

LCDのバックライトを交換(改造)しました。
(白色LED ⇒ 赤色LED)

それに伴って、実際の輝度や、
色の違いによって明るさの感じ方も変わりますので
電流制限用の抵抗器も調整(交換)します。

次は、トリップメーター窓の拡幅です。
表面のシート(着色シート=文字盤)は脆く、すぐに千切れてしまうので
細心の注意を払って作業します。

その奥にある、導光板の窓も拡幅します。

この時点で、組み上げて確認。
(まだ速度計の指針には、赤色発光させる為の
専用LEDを組み込んでいません。)

指針発光用の赤色LEDを組み込みました。
導光板も、青色マジックで光漏れの対策をします。

内部の簡易清掃をして、組み立てます。
画像下側は、速度計の指針が発光している状態です。(イルミON)
(ちなみに、タコメーターのイルミ電源も接続してあるので、
タコメーターも減光している状態です。)

エンジン警告灯も、純正の電球 ⇒ LED化しました。
(弱・点灯しないように対策した、自作LEDを使用。)
白色LED×2個 の仕様です。
(白色LED+燈色LED の仕様もあります)

起動時のメッセージを変更したいとの御依頼もありましたので、
その変更を制御プログラムに織り込みました。
--------
遅くなってしまいましたが、
以上で、全ての作業が完了しました。
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
LCDのバックライトを交換(改造)しました。
(白色LED ⇒ 赤色LED)
それに伴って、実際の輝度や、
色の違いによって明るさの感じ方も変わりますので
電流制限用の抵抗器も調整(交換)します。
次は、トリップメーター窓の拡幅です。
表面のシート(着色シート=文字盤)は脆く、すぐに千切れてしまうので
細心の注意を払って作業します。
その奥にある、導光板の窓も拡幅します。
この時点で、組み上げて確認。
(まだ速度計の指針には、赤色発光させる為の
専用LEDを組み込んでいません。)
指針発光用の赤色LEDを組み込みました。
導光板も、青色マジックで光漏れの対策をします。
内部の簡易清掃をして、組み立てます。
画像下側は、速度計の指針が発光している状態です。(イルミON)
(ちなみに、タコメーターのイルミ電源も接続してあるので、
タコメーターも減光している状態です。)
エンジン警告灯も、純正の電球 ⇒ LED化しました。
(弱・点灯しないように対策した、自作LEDを使用。)
白色LED×2個 の仕様です。
(白色LED+燈色LED の仕様もあります)
起動時のメッセージを変更したいとの御依頼もありましたので、
その変更を制御プログラムに織り込みました。
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遅くなってしまいましたが、
以上で、全ての作業が完了しました。
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
日が開いてしまいましたが、続きです。

タコメーターは、ここ 1~2年の間に新しい物(制御基板に2011.5.23の印字有り)に
交換されているようですが既に、基板の銅箔にも少しずつ腐食が始まっています。
恐らく、湿気が多い環境に置かれている(雨漏り?)のだと思います。
なので、少しでも長持ちさせることができるよう、端子の腐食を研磨して
接点用の防錆油を塗布しておきます。

そしてトリップメーターのLCD窓は、切削して縦幅を拡大しました。
(トリップA&B同時表示・デジタル速度計有りの、2行仕様です)

そして、ケースに組み込みます。
オーナー様からの御要望で、車速パルスの取り出し線を追加しました。

そして最終動作確認を行い、特に問題ありませんでしたので
元の箱に梱包後、発送致しました。
--------
なお、御依頼時に
「速度計が10%程度多めの値を指す」
との現状説明をいただきましたが、
これは速度計の指針を駆動しているコイル(モーター)の端子と、
制御基板(速度計自体の背面に取り付けられている)を接続するソケット
の間の接触不良が原因でした。
(端子の腐食・酸化を研磨し、端子用の防錆油を塗布しました)
# 速度計は、二組の駆動用コイル(直交の関係)が発生する磁力で
# 磁石(指針の軸に繋がっています)が回転します。
#
# コイル端子の接触不良によって、電流の流れが弱くなると、
# 2組のコイルの “力” 関係が狂ってしまい、その結果
# 正しい速度を指し示すことが出来なくなります。
--------
以上で、作業は完了です。
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
タコメーターは、ここ 1~2年の間に新しい物(制御基板に2011.5.23の印字有り)に
交換されているようですが既に、基板の銅箔にも少しずつ腐食が始まっています。
恐らく、湿気が多い環境に置かれている(雨漏り?)のだと思います。
なので、少しでも長持ちさせることができるよう、端子の腐食を研磨して
接点用の防錆油を塗布しておきます。
そしてトリップメーターのLCD窓は、切削して縦幅を拡大しました。
(トリップA&B同時表示・デジタル速度計有りの、2行仕様です)
そして、ケースに組み込みます。
オーナー様からの御要望で、車速パルスの取り出し線を追加しました。
そして最終動作確認を行い、特に問題ありませんでしたので
元の箱に梱包後、発送致しました。
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なお、御依頼時に
「速度計が10%程度多めの値を指す」
との現状説明をいただきましたが、
これは速度計の指針を駆動しているコイル(モーター)の端子と、
制御基板(速度計自体の背面に取り付けられている)を接続するソケット
の間の接触不良が原因でした。
(端子の腐食・酸化を研磨し、端子用の防錆油を塗布しました)
# 速度計は、二組の駆動用コイル(直交の関係)が発生する磁力で
# 磁石(指針の軸に繋がっています)が回転します。
#
# コイル端子の接触不良によって、電流の流れが弱くなると、
# 2組のコイルの “力” 関係が狂ってしまい、その結果
# 正しい速度を指し示すことが出来なくなります。
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以上で、作業は完了です。
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
新たに、D-TRI(トリップメーターのデジタル化)の御依頼をいただいた
ホンダ・ビート用メーターが届きました。
追加作業として、赤色LEDによる指針照明、
E/G警告灯のLED化、LCDバックライトの赤色化、も行います。

タコメーターは Defi製 BF Tachometer (Φ80) に交換されています。
(パネルに、STEPMASTER STS26A と書かれています)
配線シート(フレキシブル基板)やネジ類に、目立った錆の発生はありません。

改造前の動作確認です。
電球類は全て点灯し、トリップメーターは正常にリセット可能です。
タコメーター上部の隙間から、電球光が漏れています。
(これは純正タコメーター用の光源なので、社外タコには
この電球自体がそもそも不要となります。)
あと気付いた事として、
速度計が 「BEAT Version Z」 の専用品(パネルが黒色)で、
文字や目盛りが “オレンジ色” に光っています。
(よく、黒色パネルに交換されていたりする物を見ましたが、
それらはオレンジ色には光りません。)

確認が済んだので、“でじトリ!” 化します。
やはり、一般的なメーターとは違うようです。
HR-0141-005 と記述されています。
(普通は HR-0141-001 です)
パネル背面に、オレンジ色が入れられています。
製造日は、1993.12.3 のようです。

蛇足ですが、背面のパターン(黒いドット)は
もしかすると HR-0141-001 とは違うかもしれませんね。(未確認)

本題に戻ります。
純正の機械式トリップメーターを取り除きます。
(錆びの発生は見ての通り、全くありませんでした)

いきなりですが、
制御基板 & LCD & リセットSW@トリップ
の3点セットを取り付けました。
--------
ひとまず、今日はここまで。
作業が進み次第、また続きをup致します。m(_ _)m
ホンダ・ビート用メーターが届きました。
追加作業として、赤色LEDによる指針照明、
E/G警告灯のLED化、LCDバックライトの赤色化、も行います。
タコメーターは Defi製 BF Tachometer (Φ80) に交換されています。
(パネルに、STEPMASTER STS26A と書かれています)
配線シート(フレキシブル基板)やネジ類に、目立った錆の発生はありません。
改造前の動作確認です。
電球類は全て点灯し、トリップメーターは正常にリセット可能です。
タコメーター上部の隙間から、電球光が漏れています。
(これは純正タコメーター用の光源なので、社外タコには
この電球自体がそもそも不要となります。)
あと気付いた事として、
速度計が 「BEAT Version Z」 の専用品(パネルが黒色)で、
文字や目盛りが “オレンジ色” に光っています。
(よく、黒色パネルに交換されていたりする物を見ましたが、
それらはオレンジ色には光りません。)
確認が済んだので、“でじトリ!” 化します。
やはり、一般的なメーターとは違うようです。
HR-0141-005 と記述されています。
(普通は HR-0141-001 です)
パネル背面に、オレンジ色が入れられています。
製造日は、1993.12.3 のようです。
蛇足ですが、背面のパターン(黒いドット)は
もしかすると HR-0141-001 とは違うかもしれませんね。(未確認)
本題に戻ります。
純正の機械式トリップメーターを取り除きます。
(錆びの発生は見ての通り、全くありませんでした)
いきなりですが、
制御基板 & LCD & リセットSW@トリップ
の3点セットを取り付けました。
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ひとまず、今日はここまで。
作業が進み次第、また続きをup致します。m(_ _)m
新たに、D-TRI(トリップメーターのデジタル化)の御依頼をいただいた
ホンダ・ビート用メーターが届きました。

改造前の動作確認です。
トリップメーターは正常にリセット出来ません。
シートベルトの警告灯が不点灯です。

ウィンカーのインジケータは点灯しました。
速度計のバックライト右側は不点灯です。
内部のネジは、8ヶ所に酷い赤錆が発生しています。

特に酷かったのが、このネジ。
ワッシャーが錆びで張り付いていて、力を掛けないと
ケースから剥がれませんでした。

背面@速度計 の缶も錆びています。
製造日が '91.3.7 ということは、
かなり初期(ビート発売前?)に製造されたメーターのようです。

それに対して、タコメーターと水温計等は2011年製造のようですが
湿気のせいか赤錆が発生しています。

よって、錆を削り落として防錆塗装しました。

その結果、こうなりました。

そして、ここから本題。
トリップメーターの、“でじトリ化!”
まずは、機械式トリップメーターを撤去します。

メーターのベース部分を削って、LCDを仮置きしました。

制御基板とLCDを接続します。
LCD背面の部品は、LCDバックライトの
輝度制御(イルミON時の減光)用です。
いつも通りですが、LCD基板の削り込みは
画面を出来るだけ純正位置に持ってくるための加工です。

トリップのリセットSWも組み込みました。

まだ、メーターパネルのトリップ窓を
縦方向に拡張していませんが、とりあえず動作確認です。
特に問題無いようなので、
2行仕様にするため窓を切削して拡幅するなど、
残りの作業を行います。
--------
ひとまず、今日はここまで。
明日、残りの作業をup致します。m(_ _)m
ホンダ・ビート用メーターが届きました。
改造前の動作確認です。
トリップメーターは正常にリセット出来ません。
シートベルトの警告灯が不点灯です。
ウィンカーのインジケータは点灯しました。
速度計のバックライト右側は不点灯です。
内部のネジは、8ヶ所に酷い赤錆が発生しています。
特に酷かったのが、このネジ。
ワッシャーが錆びで張り付いていて、力を掛けないと
ケースから剥がれませんでした。
背面@速度計 の缶も錆びています。
製造日が '91.3.7 ということは、
かなり初期(ビート発売前?)に製造されたメーターのようです。
それに対して、タコメーターと水温計等は2011年製造のようですが
湿気のせいか赤錆が発生しています。
よって、錆を削り落として防錆塗装しました。
その結果、こうなりました。
そして、ここから本題。
トリップメーターの、“でじトリ化!”
まずは、機械式トリップメーターを撤去します。
メーターのベース部分を削って、LCDを仮置きしました。
制御基板とLCDを接続します。
LCD背面の部品は、LCDバックライトの
輝度制御(イルミON時の減光)用です。
いつも通りですが、LCD基板の削り込みは
画面を出来るだけ純正位置に持ってくるための加工です。
トリップのリセットSWも組み込みました。
まだ、メーターパネルのトリップ窓を
縦方向に拡張していませんが、とりあえず動作確認です。
特に問題無いようなので、
2行仕様にするため窓を切削して拡幅するなど、
残りの作業を行います。
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ひとまず、今日はここまで。
明日、残りの作業をup致します。m(_ _)m
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昔ながらのアナログも味があって良いけれど、
デジタルも便利だし面白いかも?
、と感じてもらえるような味付けが出来たら。:-)
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