今回は、HID?によるノイズ?で
バックライト用LEDが切れやすいとの事でしたので、その対策等を行います。
--------
バックライト類は 「+ILL電源」 を使用していますが、
ここに乗ってくると思われる電圧変動(ノイズ)をコンデンサで抑えて、
更にダイオードを使用して電圧を若干落とします。
(後付けLEDの設計仕様によって加減は変わりますが、
寿命が大なり小なり延びます。)

画像の緑丸部分は、ヒューズ(過電流が流れた時に切れる)の代わりに
パターンが焼き切れるように元より設計されている部分なので、
ここには手を着けません。
その傍の、パターンが太くなっている部分を 1~2mm幅ほど切断し、
表面の絶縁皮膜を削り取ってダイオードを順方向でハンダ付け。
ここで使用したダイオードは、普通の整流用シリコンダイオードですので
それなりの電流が流れると、電圧が 0.7V(ボルト) 程度下がります。 (順方向電圧降下)
電流が流れると、電力(=電圧×電流)に応じて熱が発生しますので
(定格で使っても、1本あたり 0.7W(ワット)程度ですが)
分散の意味も込めて 2本並列に接続し、1本あたりの熱負荷を半減させます。

そして、2種類のコンデンサを
「+ILL電源ライン」 (約0.7V電圧降下させる前と後、それぞれ)と
「GNDライン」 の間に接続して、電圧変動を抑えます。

ダイオードでの電圧降下。
(メーターを車載して、エンジンはアイドリング中)
14.06 - 13.30 = 0.76 [V]
、が電圧降下分です。 (温度によっても変動します)
この測定時、速度計右端(自家製LED)以外のバックライトには
純正の電球が入っていて(但しタコメーターはpivot製のため、タコ用の電球 2個はありません)
3ヶ所を全てLED化した時よりも電流が多いので、電圧降下が多めです。

pivot製タコメーターが固定されておらず、組み立て時に作業しづらいので
両面テープで軽く固定します。
(向きを変更したい場合は、力を掛ければ直ぐに外せます)

水温計側のELバックライトが
透明なテープで固定(位置決め)されています。
これが若干下がってしまっているので、経年劣化の影響を受けない
針金(樹脂コーティング有り)で軽く保持させます。

「フレキシブル基板 & 電球ソケット」 の端子が酸化して、
接触不良が発生していますので、端子磨きと端子用防錆油の塗布。

以上で各種作業は完了しましたので、本日
元の箱に収めて発送致します。
(テールライト関連のことについては、別途ご連絡いたします)
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
バックライト用LEDが切れやすいとの事でしたので、その対策等を行います。
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バックライト類は 「+ILL電源」 を使用していますが、
ここに乗ってくると思われる電圧変動(ノイズ)をコンデンサで抑えて、
更にダイオードを使用して電圧を若干落とします。
(後付けLEDの設計仕様によって加減は変わりますが、
寿命が大なり小なり延びます。)
画像の緑丸部分は、ヒューズ(過電流が流れた時に切れる)の代わりに
パターンが焼き切れるように元より設計されている部分なので、
ここには手を着けません。
その傍の、パターンが太くなっている部分を 1~2mm幅ほど切断し、
表面の絶縁皮膜を削り取ってダイオードを順方向でハンダ付け。
ここで使用したダイオードは、普通の整流用シリコンダイオードですので
それなりの電流が流れると、電圧が 0.7V(ボルト) 程度下がります。 (順方向電圧降下)
電流が流れると、電力(=電圧×電流)に応じて熱が発生しますので
(定格で使っても、1本あたり 0.7W(ワット)程度ですが)
分散の意味も込めて 2本並列に接続し、1本あたりの熱負荷を半減させます。
そして、2種類のコンデンサを
「+ILL電源ライン」 (約0.7V電圧降下させる前と後、それぞれ)と
「GNDライン」 の間に接続して、電圧変動を抑えます。
ダイオードでの電圧降下。
(メーターを車載して、エンジンはアイドリング中)
14.06 - 13.30 = 0.76 [V]
、が電圧降下分です。 (温度によっても変動します)
この測定時、速度計右端(自家製LED)以外のバックライトには
純正の電球が入っていて(但しタコメーターはpivot製のため、タコ用の電球 2個はありません)
3ヶ所を全てLED化した時よりも電流が多いので、電圧降下が多めです。
pivot製タコメーターが固定されておらず、組み立て時に作業しづらいので
両面テープで軽く固定します。
(向きを変更したい場合は、力を掛ければ直ぐに外せます)
水温計側のELバックライトが
透明なテープで固定(位置決め)されています。
これが若干下がってしまっているので、経年劣化の影響を受けない
針金(樹脂コーティング有り)で軽く保持させます。
「フレキシブル基板 & 電球ソケット」 の端子が酸化して、
接触不良が発生していますので、端子磨きと端子用防錆油の塗布。
以上で各種作業は完了しましたので、本日
元の箱に収めて発送致します。
(テールライト関連のことについては、別途ご連絡いたします)
デジタル化をご用命いただきまして
ありがとうございました。m(_ _)m
続きです。

D-TRI化のため、機械式トリップメーターを除去します。

錆びた缶は赤錆を削り落とし、亜鉛粉末入り防錆塗料等を塗布する予定です。

メーターのベース部分を切削して、LCDを埋め込むスペースを作ります。

仮ですが、LCDと制御基板を取り付けました。
周囲に落ちているのは、文字盤の周囲に付いていた
朽ちたスポンジをこそぎ落とした物です。

リセット機構も錆々なので、錆落とし。
これも後ほど、塗料で防錆します。

仮組みです。見た目が綺麗になりました。

表面側です。
基板間の接続や、金属類の防錆塗装はまだ行っていません。
--------
昨日までの作業は、ここまでです。
作業が進み次第、続きを掲載いたします。m(_ _)m
D-TRI化のため、機械式トリップメーターを除去します。
錆びた缶は赤錆を削り落とし、亜鉛粉末入り防錆塗料等を塗布する予定です。
メーターのベース部分を切削して、LCDを埋め込むスペースを作ります。
仮ですが、LCDと制御基板を取り付けました。
周囲に落ちているのは、文字盤の周囲に付いていた
朽ちたスポンジをこそぎ落とした物です。
リセット機構も錆々なので、錆落とし。
これも後ほど、塗料で防錆します。
仮組みです。見た目が綺麗になりました。
表面側です。
基板間の接続や、金属類の防錆塗装はまだ行っていません。
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昨日までの作業は、ここまでです。
作業が進み次第、続きを掲載いたします。m(_ _)m
こちらも、D-TRI(トリップメーターのデジタル化)の御依頼をいただいた
ホンダ・ビート用メーターです。


元々、凹凸で表現されていたオートバイ用メーターのような
デザイン部分が塗装されています。
タコメーターはpivot製に交換されています。

内部は、錆びているネジが多数あります。
緑丸部分、純正タコメーター用のバックライト電球ソケットがありません。
(pivot製に交換されているので不要です)
赤丸部分、警告灯用の電球ソケットがありません。

その為、警告灯は点灯しません。(^_^;)

ケースを開けます。
タコメーターのネジも、

各所、結構な赤錆です。(^_^;)

トリップメーターの右端、例によってワッシャーの錆で樹脂が削れています。
(これも、トリップメーターが正しくリセットできなくなってしまう一因です)
速度計背面のコイルカバー(缶)にも、若干の錆。
--------
ひとまず、ここまで。
後ほど、続きを掲載いたします。m(_ _)m
ホンダ・ビート用メーターです。
元々、凹凸で表現されていたオートバイ用メーターのような
デザイン部分が塗装されています。
タコメーターはpivot製に交換されています。
内部は、錆びているネジが多数あります。
緑丸部分、純正タコメーター用のバックライト電球ソケットがありません。
(pivot製に交換されているので不要です)
赤丸部分、警告灯用の電球ソケットがありません。
その為、警告灯は点灯しません。(^_^;)
ケースを開けます。
タコメーターのネジも、
各所、結構な赤錆です。(^_^;)
トリップメーターの右端、例によってワッシャーの錆で樹脂が削れています。
(これも、トリップメーターが正しくリセットできなくなってしまう一因です)
速度計背面のコイルカバー(缶)にも、若干の錆。
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ひとまず、ここまで。
後ほど、続きを掲載いたします。m(_ _)m
更新が遅くなってしまいましたが、D-TRI組込編です。
今回は、LCD表示は 1行仕様にて組み込みます。

と、その前に、トリップメーター下部に埋め込まれていた
不点灯だったLEDを調査&分解してみました。
正しい極性で電圧を掛けてみても、
電流が全く流れない状態になっていました。
(高電圧ノイズか何かによって、内部素子が破壊されたものだと思われます)

では、本来の作業に。
不要な部分を切削しました。

そして、制御基板とLCDを組み込みます。

トリップのリセット機構に、マイクロスイッチを取り付けます。
(今までより作業しやすくする為、固定用の穴を1ヶ所追加しました)
今回から、ココの電線は青色になります。

リセット機構部にある、ステンレス製に交換されているスプリング。
これが接する樹脂部品が純正ではなく黒い物に交換されていますが、
形状のせいで納まりがいまいちだったので、座面を若干広げて
落ち着きが良くなるようにしました。
(これにより、スプリングが中心に位置するようになります)

取り付けが完了しました。

一段落しましたので、ひとまず実車に取り付けて動作確認です。

オドメーターとトリップメーターの進み方は(当たり前ではありますが、、)
きっちり同期しています。
ただ、LCDの取り付け位置が若干 右上がり(0.3mmほど?)になっていますので、
これは後ほど分解した時に修正します。
--------
今日の作業はここまでです。
残りの作業としては、
HID?によるノイズ?でLEDが切れやすいとの事でしたので、その対策。
そして、「メーターケース背面のフレキシブル基板 & 電球ソケット」 の端子が酸化して、
接触不良が発生していますので、その端子磨き等を行います。
作業が進み次第、再び掲載いたします。m(_ _)m
今回は、LCD表示は 1行仕様にて組み込みます。
と、その前に、トリップメーター下部に埋め込まれていた
不点灯だったLEDを調査&分解してみました。
正しい極性で電圧を掛けてみても、
電流が全く流れない状態になっていました。
(高電圧ノイズか何かによって、内部素子が破壊されたものだと思われます)
では、本来の作業に。
不要な部分を切削しました。
そして、制御基板とLCDを組み込みます。
トリップのリセット機構に、マイクロスイッチを取り付けます。
(今までより作業しやすくする為、固定用の穴を1ヶ所追加しました)
今回から、ココの電線は青色になります。
リセット機構部にある、ステンレス製に交換されているスプリング。
これが接する樹脂部品が純正ではなく黒い物に交換されていますが、
形状のせいで納まりがいまいちだったので、座面を若干広げて
落ち着きが良くなるようにしました。
(これにより、スプリングが中心に位置するようになります)
取り付けが完了しました。
一段落しましたので、ひとまず実車に取り付けて動作確認です。
オドメーターとトリップメーターの進み方は(当たり前ではありますが、、)
きっちり同期しています。
ただ、LCDの取り付け位置が若干 右上がり(0.3mmほど?)になっていますので、
これは後ほど分解した時に修正します。
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今日の作業はここまでです。
残りの作業としては、
HID?によるノイズ?でLEDが切れやすいとの事でしたので、その対策。
そして、「メーターケース背面のフレキシブル基板 & 電球ソケット」 の端子が酸化して、
接触不良が発生していますので、その端子磨き等を行います。
作業が進み次第、再び掲載いたします。m(_ _)m
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昔ながらのアナログも味があって良いけれど、
デジタルも便利だし面白いかも?
、と感じてもらえるような味付けが出来たら。:-)
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